また次の日は彼に会う為私は家を早く出ることにした

いつもの場所に着くと彼はやはりいた

彼は見向きもせずただ叫ぶように歌っていた

なぜ彼は歌っているのだろうそう思った

でも彼の歌声は私のからだにすっと入ってきてそんな考えを一瞬のものにしてしまう

私はどうしても彼の事を知りたくなった

もっと彼に近づきたい

私は彼が歌い終わるのを待つことにした。