自分でも笑えるけど、 そんだけ俺はお前のことが好きなんだよ…… 那緒のことが、 好きなんだよ…… でも、今回ので相当嫌われたな……俺。 あいつは顔可愛いし、結構モテる。 本人は、自覚無しだけど…… 狙ってる奴も結構居そう。 そろそろ、本気でいかねぇとな………。 「那緒が他の奴の物になる前に、俺が捕まえねぇと……」 そう言って、俺は自転車を押しながら学校の門を潜った……。