「つか、早くチューしないとマジで遅刻だよ?那緒チャン!?」 バカ玲緒、意地悪にもほどがあるよ。 キスは、好きな子としかしちゃいけないよ。 なのにどうして? そっか、玲緒にとってはキスなんて、しかもほっぺにチューするくらいどうってこと無いんだよね。 でもね、あたしは違うのっ…… あ、 駄目だ……何か目がうるうるしてきた。