Rena real 〜中学編〜





「じゃー優ん家行く?」


「は?冗談じゃねえよ。こいつらみたいなの連れてける訳ねーじゃん」


「あ、そっか。じゃあ俺ん家行くか♪」




そう言うと
ミツル先輩と高城は
コンビニの裏に向かった

アタシ達も着いて行くと
そこには原付に股がる
ミツル先輩の姿があった




『え?』


「前つめれば2ケツできっから平気。ユリかれながオレの後ろ乗って」


『免許……は?』


「んなもんねーよ。つかテメェは早くミツルと行けよ」


「優、お前れなに意地悪すんじゃねーよ」


「意地悪じゃねえよ。コイツ嫌いなだけだっつの」


『お互い様!』




高城から
ふんっと顔を背けて
ミツル先輩の後ろに乗ると
手を捕まれて
腕をさっと回される。



要するに
ミツル先輩を後ろから
抱きしめてる感じ

ミツル先輩からは
香水の甘い匂いがして
心地よかった