『初ちゃんと陸くんじゃん』 ママが食パンに 苺のジャムを乗っけながら ぼやいた。 『パートナーなんか ・・・彼氏とかいないし。』 『俺も彼女いないし』 『じゃあ初ちゃんと陸くんがパートナーなんじゃなーい?』 『・・・またそんな適当な』 占いは特に信じない。 ので、別に気にしてなかった。 高校生にもなって、 星占いで騒ぐなんて ダサいと思ってたし。 『秘密なんて無いよね?陸!』