RED×HEAVEN

見ると、ルナは手を錆びた椅子にくくりつけられ、地べたに座らされていた。



「ルナ…」



ガクガクと足が震えた。



その震えを必死で抑え前に進むと、今度は背後から魔女の声が聞こえてきた。



「ようこそ」



ゆずかの冷たく尖った声。



小柄な魔女が微笑んでいる。



暗さにはすでに目が慣れてきていたので、その醜悪な表情をしっかりと見てとれる。