RED×HEAVEN

意を決して、扉を開けた。



暗い。



昼間なのに。



一緒見ただけでは中の様子はわからない。



足を踏み入れ、目を凝らそうとしたその刹那。



俺は、獣の声を聞いた。



空間をつんざくような叫び。



「あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」



耳を塞ぎたくなった。



自分の妹の声に、恐怖を感じた。