RED×HEAVEN

しばらくそのまま押さえつけていると、突然ルナの目がカッと見開いた。



「あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」



鼓膜が破れるかと思うほどの大声。



薬が切れかかっているのだろう。



ルナのけたたましい叫び声にさらに涙が流れた。



「ルナ!しっかりしろよ!そんなもんに負けんな!」



言葉が通じない事はわかってる。



だけど、言葉を発する事の他には何も思いつかなかった。



「あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


「ルナ!」



ルナは叫び、俺はルナの名を呼びながら目を覚ませと訴える。



5度目の叫び声が消えた瞬間、何かがプツリと切れたようにルナは気絶した。



ルナが気絶するまでの間、俺はずっと涙を流していた。