RED×HEAVEN

信じられない発言だった。



信じたくない発言だった。



「今女いないんでしょ?たまってるんじゃない?」



ルナは目一杯の挑発をしているようだが、その虚ろな目にはこれっぽっちの色気もなかった。



妹だからじゃない。



これはもう人間の目ではない。



「ねぇ〜しようよ〜。あたし今ヤバいんだよぅ〜」



俺の腕を掴むルナの力は尋常じゃなかった。



俺はルナの手を引き剥がし、両腕をベッドに押さえつけた。



「目覚ませよ!お前はこんな女じゃねぇだろ!」



涙が、自分の頬を伝った気がした。