RED×HEAVEN

「あぁ、そう言えばそうだったかも」


「忘れてたわけ?」


「マユさんだって時間覚えてないじゃん」


「あたしは約束自体は覚えてんだよ。っつーか、そんなんどうでもいいから早く時間教えてよ」



マユさんのイライラが伝わってきたので、俺は素直に自分の手帳を開いた。



マユさんの手帳にも書いてあるはずなのに。



そう思ってももちろん口には出さない。