『笑わせようとしてねぇよ、喘がそうとはしてるけどな?』
そんな事せんで良いわ!
でも…待てよ?
何だかんだ言っても誠二は骨折している怪我人だ。
今なら乱闘しても勝てる見込みが高い。
ならばここはむしろヤるふりして乱闘に持ち込んだ方が良いのでは?
スキを見て誠二の骨折した脚を蹴飛ばしてやろうではないか。ケケケ!!!
誘惑して→蹴飛ばす→ナツコ大勝利→高笑い
のセオリーが出来上がった。
イメージトレーニングが完了したナツは、
「望むところよ!」
言わなくて良い言葉を言ってしまった。
まるでナツの返事を予想していたかのようにニヤつく誠二。
『じゃあベッド行こうぜ?』
誠二の寝室へと向かう間も、スタスタと難無く歩く誠二に一瞬不安が過ぎったけれど…もう遅い。



