「お互い様なんかじゃないわよっ!私の方が…絶対に誠ちゃんを愛してる!絶対に幸せにできる! …そうだよね?誠ちゃん!!」 え…? 今アタシを通り越して後ろを見たような… ユリカちゃんの視線は明らかにアタシじゃなくて、アタシの後ろを見ている。 そして、風に乗って香るムスクの香り。 コレは… もしや… まさか… まさかの… 「誠二…?」 恐る恐る振り返ると、 そこには 松葉杖をついた誠二が居た。