LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜



「お願いナツコ…誠ちゃんの看病は私にさせて?誠ちゃんの側で誠ちゃんの役に立ちたいの。そうしなきゃ私…とてもじゃないけど居られない。」



ユリカちゃんは誠二の看病をする事で、罪悪感を払拭したいのだろう。


そして、誠二に少しでも恩返ししたいんだろう。


ユリカちゃんの気持ちは痛い程分かる。


大切な人であればある程、側にいて助けたいと思うものだ。


ここは何もアタシがしゃしゃり出る所じゃない。


側にいても毒づくようなアタシより、誠二を一途に愛するユリカちゃんが看病した方が何倍も良い。



「コレ誠二の着替え、あと入院に必要なものが大体入ってるから。」



そう言ってバックを差し出すと、ユリカちゃんはおずおずとバックを受け取った。



「…ありがとう。」



ユリカちゃんは伏し目がちにお礼を言った。



アタシは誠二に会わずに帰った方が良いかもしれない。


アタシがしゃしゃり出たら、ユリカちゃんの気持ちを傷つけてしまいそうで、誠二に会う事は躊躇われた。



「ユリカちゃん…誠二の事よろしくね。」



もう二度と会えない訳じゃないのに、何故だかアタシの役目は失われた気がした。