LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜



嫌な胸騒ぎに、ナツコの中で途端に不安が押し寄せて来る。



この感じは…知っている。


お父さんがガンだと告知された時だ。


あの時の不安と早焦感に似ている。



不安な気持ちを抱えながらナツは通話ボタンを押した。



どうか嫌な事が起こりませんように。


お茶目な母のドッキリでありますように。



「もしもし?」



嫌な予感が駆け巡る中、恐る恐る伺うような口調で電話に出た。



「あ、ナツコ?良かった起きてたのね?あのね、お母さんまだ病院に居るんだけどね?」



母の声はいつも通り力強かったけれど、どこか焦っているようだった。



「うん、まだ仕事中でしょ?」



仕事中に母から電話が来るなんて滅多に無い事だ…。


だからこそ、余計に心配が募る。