誠二のための努力は…
それは1つだけある
メシ炊きだ…。
アイツにメシを炊くようになって、図らずもアタシの料理のウデはメキメキと向上してしまった。
そして、アイツの好物を知り尽くしてしまった。
今じゃ夕飯のメニューは目をつぶってても浮かんで来る始末。
女としての努力は容姿云々だけじゃないだろう、
けどそれを言ったら、ユリカちゃんだって頑張って誠二にお弁当作って来てるし、同じかもな…
いや、料理が出来る上に、お化粧やお洒落まで誠二好みにしようと努力してるんだから、アタシよりは数段上かも…
。
まぁ、アタシはアイツの為の努力なんてムカつくからしてやらないけどね!ケケケ!!!
「ユリカちゃんがアタシより努力してて、その上可愛い事は認めるわ。だからとりあえず食べようよ。」
ケーキを前にマジで我慢の限界…
ヨダレが出るわ。
そんなアタシの囁きに…
「私の方が誠ちゃんに釣り合うって認めるなら、今すぐ誠ちゃんと別れなさいよっ!」
ユリカちゃんはキレた。
だけど、アタシもキレた。
色んな意味で限界が来ていた。



