「ユリカちゃん…とりあえず食べていいかな?」
だけど、アタシの発言はユリカちゃんの怒りを増長させてしまったようで…
「人が意を決して大事な話をしてるのに!呑気にケーキを食べようとするなんて!フザけてるの!?」
おぉーい。
フザけてるのはアタシじゃなくてアナタですよ。
わざわざお金払って注文したケーキが目の前にあるのに、食べないなんて具の骨頂!
とりあえず食わせてくれ!
食べてからならいくらでも話を聞くから!
「フザけてないんだけど、とりあえず食べていい?」
上目遣いにユリカちゃんを見ると…
彼女の目は怒りに燃えていた。
…ヤバイ。
けどケーキだけはどうしても食いたい。
甘いものでも摂取しないと、誠二のせいで受けたこんなとばっちりやってられん。



