「どこか話が出来るトコに連れてって。」
え?…あぁハイ。
自分じゃ思いつかないのね。
まぁ屋上じゃなかっただけ良かったと思いながら、アタシは行きつけの音楽喫茶"ロマンチカ"にユリカちゃんを連れて行った。
ユリカちゃんと2人で入ったロマンチカは今日もステキなニューミージックが流れている。
少し薄暗くてレトロな内装の店内は、いつ来ても落ち着く。
大好物のカフェラテとフルーツタルトを注文して、「私は何でもいい」とふて腐れているユリカちゃんにはカフェオレとホットケーキを注文してあげた。
ココは何を頼んでもとても美味しいから外れはないハズ。
「お待たせしました。」
定員さんがケーキと飲み物をテーブルに置くと、カフェラテからは柔らかく湯気が立ち上っていた。
早速美味しそうな目の前のカフェラテに手を伸ばし、その温かな味わいを口に含もうとした時、
「ナツコは本当に誠ちゃんの事好きなの?」
イキナリ爆弾が投下された。



