マキたん美人なのにそんなに合コン行く必要あんのかね?
もう二度と合コンには縁の無いだろうアタシは、マキにバイバイして踵を返した。
さてこれからウィンドーショッピングでもして帰ろうかしら、
そういえばお醤油切れそうだったな、スーパーにも寄らなくちゃ。
すぐ夕飯の事を考えてしまうアタシは悲しい通い妻…だけど醤油だけは切らせない。醤油は日本人の心よ!
なんつって力強く心で拳を握りしめながら歩き出そうとしたんだけれど、
……出来なかった。
そして…
目の前には、不機嫌そうにしかめっつらしながら仁王立ちするユリカちゃんが居た。
「ナツコ…ちょっと顔貸して。」
うぉい。
アタシゃ年下にカツアゲされんのかい。
もうちょっと普通の誘い方って出来ないのかしらね。
「いいけど…ドコに?」
まさか、大学の屋上とかじゃあるまいな。
今までも女の子に呼び出されるのは大体屋上って決まってたんだけど、
だからこそ屋上にはあまり良い思い出がない。



