目をキラキラうるうるさせて上目遣いに見つめる美少女の"女"としての技に、すっかり関心していると。
後ろから急に抱き寄せられた…
フワッと香るムスクの香りに、誠二がアタシを抱き寄せた事がわかる。
『悪いね、コイツ愛情表現が激し過ぎるから勘違いさたかもしれないけど、照れ隠しだから。』
は…?
照れ隠し…?
誰が…?
訳が分からずポカンとしていると、美少女にそう弁解した誠二が耳元で『てめぇ後で覚えてろよ。』って低音ボイスで囁いた。
誠二サンよ…
そりゃコッチのセリフだわさ。
そして、『悪いけど、オレはコイツの事溺愛してるから君の気持ちには答えられないんだ。』
って、気持ち悪い言葉使いで返事をした。
誠二…キモッ!!!
なのに目の前の美少女はショックだと言うように手で顔を覆うと、シクシクと泣いているようだった。



