LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜



殴られた頬を気にする事もなく、


アタシの背中を優しくさすりながら、



『泣きたいなら泣けよ、怒りたいなら怒れ、殴りたいなら殴れよ、こんな時こそ我慢すんなバカ。』



そう呟いた。



だからアタシは泣いた。


大声をあげて泣いた。


寂しいって言った。


でも父さんは頑張ったって言った。


ガンに負けたんじゃなく、生き抜いたんだって言った。



そしてアタシはバカじゃないって言って、また誠二の胸を叩いた。



それからひとしきり泣いて叫んで感情を溢れさせたアタシは、疲れて果てて眠った。



誠二は一晩中手を握っていてくれた。