LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊦〜




父さんが死んだ日…



ガンと闘い抜いて生きた父さんの痩せた手を握って、アタシは泣きたいのか叫びたいのか、どうしたいのか自分でも分からなかった。



ただ父のゴツゴツと骨張った手が、父の生き様に見えて、アタシは心の底から父をカッコイイと思った。誰より何より誇りに思った。



だから、病室では泣かなかった。



父の生き様をしっかり焼き付けておこうと思ったから。



父が亡くなった夜、病院に残る母の代わりに、誠二と誠二の両親がアタシを迎えに来てくれた。



誰も居ない家にアタシを一人にしないように、アタシは初めてこの日誠二の部屋に泊まった。