『フザけるなナツ。春馬早く帰れや、オレはマジだぞ?』



恐ろしく妖艶なオーラを漂わせると、怠そうに春馬を睨む誠二…



「んだよ…つまんねぇの。」



いやいや、つまんねぇのはアタシですから!



このまま帰って1人甘栗を独り占めしてドカ食いして寝ようと思ってたのに!



そして春馬はしぶしぶ、


ものっすごいしぶしぶ「お邪魔虫は消えますよ」って嫌味を言いながら帰って行った。



いやいや、むしろアタシが消えたいんですけどー!



今ほどお邪魔虫を羨ましく思った事はない…



お邪魔虫よ…アタシと代わってくれ!