「あ……ありがとう。」 サイズも合っていない指輪だったけど… 小指にしか嵌らないんだけど… ピンキーリングと化した指輪に輝いていた石が アタシの誕生石のルビーだったから、 本当の本当はムカつくんだけれど… ナゼだかアタシの胸は温かい気持ちで溢れていた。 素直にお礼なんか言えないけれど、スネるアタシを見て満足そうに笑う誠二が、 何だかいつもより少しだけ男らしく見えた。 本当に少しだけね…! ミリ単位でね!!!