『殴るワケねぇだろ。』 「…え?」 ナツの予想に反して、胸倉を掴んだまま何もしない誠二にキョトンとした眼差しを向けていた。 殴らないなら何で胸倉掴んでんのさ? 「誠二…早くヤれよ。ちなみにオレ思いっきり舌入れたから。」 ナツには意味不明な春馬の返答に、頭の中ではますますクエスチョンマークが並ぶ。 何よソレ、どういう意味? そんなナツの疑問を置き去りにして、 『返してもらうぞ。』 そう誠二が呟くと、 え? えっ!? えぇぇ〜!?!?!? 目の前では有り得ない光景が繰り広げられていた。