アタシの返しに満足そうに笑うと、焼肉を黙々と食べ始める誠二。
シカトかよ…
「嫌だねぇ…、早速イチャつくんじゃねぇよ。」
え?何処が!
不満そうに春馬がそう零すと、
「一週間もナツを貸してやったんだ。このぐらい我慢しろ。」
って不機嫌そうに答える誠二が居た。
誠二はきっと夕飯バイトの事を言っているんだと思う。
だけど…
貸すって…
「アタシはモノじゃない!!!」
何度言えば分かるんだバカが!!
「うるせぇぞ、話は後だ、今は大人しく食え。」
息巻くアタシとは対照的に、やけに落ち着いた誠二はなぜだか不機嫌に見えた。



