「…疲れてても色気のある男ってヤだな?」
風呂場へと向かう誠二の背中を見送りながら春馬が呟く。
オマエもな!
オマエもエロバカ仲間なんだよ!
フェロモン野郎が!!!
全く…自分のフェロモンに気づいてない輩は厄介だ。
誠二がお風呂から上がるのを見計らって夕飯を用意する。
出来立てホカホカの食事をテーブルに並べ終わると、シャンプーの香りを撒き散らしながらセクシー番長が席に着いた。
「ナツ、ビール。」
言われなくても分かってます!!!
言われる前に冷蔵庫にビールを取りに行っていたアタシは、早速ちょっとムカついた。
今まさにやろうとしていた事を先に言われる事程ムカつく事はない。



