「………ごめんな」



「…どうして…何も言わずに居なくなったの?
どうして別れなきゃいけなかったの…
私…ずっと寂しかった…」



淕斗の胸を叩いた



そんな私を淕斗は優しく包み込んでくれた



3年前と変わらない淕斗の匂いが、私の涙をさらに引き出す