弘也が入院してる間、私はこのままでいいのか悩んだ。


野球を止めてずっと弘也といたいと、その事を小林医師に相談するした


私は決して間違っていないと思う。


「千比絽が野球止めたら弘也が悲しむ。弘也は野球が好きな千比絽を愛しているんだよ。あいつの夢はプロ野球の選手だったから、弘也の為にも野球を止めるな。」


うん。


そうだった。


「千比絽が千比絽らしく生きる姿が、弘也の生きる元気になるんだからな。」


私の存在が弘也の生きる元気になる。


私が私らしく生きる為に弘也と一緒にいたい。


少しでも多くの時間を弘也と過ごそう。


だから、私は弘也にプロポーズした。


自分でも、よく言えたと思うけど。


勢いに任せ勝負をかけた。


私の弘也に対する思いは強いのだと。


こんな事に負けるつもりはない。