「ママ、いってきま〜す!」

「有華、昨日の洗濯物出した?」

「あっ◎わすれた」

「出しなさい!」

「めんどっ」

「いつもいつも同じ事言われて〜そんなんじゃいつまでたっても彼氏なんてできないわよっ!?」

「はいはい」

私はめんどいながらも
部活で汗臭くなった昨日の洗濯物を洗濯機に投げ入れる。

「いってきま〜す」

「髪の毛結わきなさい!スカート短すぎるわよっ」

「チッ←舌打ち」

「有華〜!(怒)」

私はいつも通り
ママに怒られながら
家を逃げるように
出ていく。

「有華おはよ〜っ」
「美緒おはよ!」

この子はあたしの親友。

崎本美緒[サキモトミオ]

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