・・・はぁ・・・。 ただ今、愛理さん ため息タイムです。 だんだん昼休みに 近づいてきたから。 正直、うまく男子と付き合ったことがない。 男子が苦手すぎる・・・。 そんな私が夏帆と教室に 探しにいくなんて。 ・・・はぁ。 ため息しかでない。 チックタックと時計の針がどんどん進んでいく中、 あの人の笑顔が頭の中に浮かんだ。 かっこよかったなぁ・・・ ってまた私は! ないないない・・・ あの人チャラチャラしてそうだし! 一人で百面相をしていると、あっという間に時間が来てしまった。