【龍Side】
「浩平、サボろーぜ」
「朝っぱらから馬鹿か」
そう言いながら、ペシッと頭を叩く隣の人物。
新崎 浩平・・・。
俺と同じくらいの身長で
正反対の真っ黒の髪。
保育園の時からずっと一緒、いわゆる幼なじみだ。
「えー・・・。」
「えー・・・じゃねぇよ。サボってばっかいるから馬鹿なんだよ。」
なっ・・・。
さっきから馬鹿を連呼しやがって・・・!!
浩平は頭も良いからいつも学年でトップの方。
俺はその、反対。
「さっきから人のことを馬鹿馬鹿言いやがっ・・・」
ードンッッ!!
「・・・っ!?」
え?何?何が起こった?
いきなり衝撃が
体に走った。
「・・・大丈夫?」
「ごごごめんなさい!」
俺にぶつかった女の子が慌てて謝ってきた。
俺と同じ高校の制服を着ている。この高校は学年ごとにリボンやネクタイの色が違うから学年がすぐに分かる。
この子は1年生だな。
色は白く、小さい身体に黒くて長い綺麗な髪。
ふと慌てて上げた顔は、小さい顔に黒目が大きいくっきり二重のでかい目。
頬は赤く染まっいた。
・・・かわいい。
きっと誰もがそう思うだろう。
ずっと目が離せなくて
その子を見ていた。
「龍いくよ。」
えっ?
「おう。」
俺にしたら短い時間が、浩平は長く感じたらしい。
可愛かったなぁ・・・。
あんな子が入ってたなんて知らなかったし。
ま・・・もう会わないだろ。
そんな事を思いながら
学校に向かった。
「浩平、サボろーぜ」
「朝っぱらから馬鹿か」
そう言いながら、ペシッと頭を叩く隣の人物。
新崎 浩平・・・。
俺と同じくらいの身長で
正反対の真っ黒の髪。
保育園の時からずっと一緒、いわゆる幼なじみだ。
「えー・・・。」
「えー・・・じゃねぇよ。サボってばっかいるから馬鹿なんだよ。」
なっ・・・。
さっきから馬鹿を連呼しやがって・・・!!
浩平は頭も良いからいつも学年でトップの方。
俺はその、反対。
「さっきから人のことを馬鹿馬鹿言いやがっ・・・」
ードンッッ!!
「・・・っ!?」
え?何?何が起こった?
いきなり衝撃が
体に走った。
「・・・大丈夫?」
「ごごごめんなさい!」
俺にぶつかった女の子が慌てて謝ってきた。
俺と同じ高校の制服を着ている。この高校は学年ごとにリボンやネクタイの色が違うから学年がすぐに分かる。
この子は1年生だな。
色は白く、小さい身体に黒くて長い綺麗な髪。
ふと慌てて上げた顔は、小さい顔に黒目が大きいくっきり二重のでかい目。
頬は赤く染まっいた。
・・・かわいい。
きっと誰もがそう思うだろう。
ずっと目が離せなくて
その子を見ていた。
「龍いくよ。」
えっ?
「おう。」
俺にしたら短い時間が、浩平は長く感じたらしい。
可愛かったなぁ・・・。
あんな子が入ってたなんて知らなかったし。
ま・・・もう会わないだろ。
そんな事を思いながら
学校に向かった。
