そばにいるのに..


なんでこんな奴に付きあったんだろ...。

ふう~…
時間無駄にしちゃったかな。

だけどまあ…
悪い人ではなさそうだしね。

渋々アドレス帳に登録する。


ベッドにゴロンと寝転び
慎二の言葉を思い返す。


葵がいなければあの二人は
続いてた....か。


なぜなのか。
こんなこと思ってはいけないのに






葵ちゃんがいてくれてちょっと
よかったなと心の隅でぽつりと
思ってしまった。


もしかしてこれは……