「…莉子はいないよ」



なんておかしな事を言ってみる



「…そっかぁ。それは残念」


爽くんは以外とご機嫌みたいです


「せっかく莉子の為にお菓子作ったのに」


え…?


私の為に?



「ホントに!?」



気づいたらドアを開けてて

目の前に優しく笑う爽くんがいた