××男子。




あいつは俺に言ったんだ



「爽くんみたいなケーキだね!」



俺はちょっと困ったのを覚えてる


とびきり甘いのが俺だなんて…



「とびきり甘くてちょっと苦い。甘いのに大人味で爽くんにそっくり」



無邪気に笑う幼い君



「俺は甘くないよ」



首をかしげて君は


「爽くんは甘いよ?莉子は知ってるの!」