輪来はふもとの町まで行くと最低限の食料や物を盗んでは山の洞窟に帰ってくる。

どれも役人なのど脱税や民から巻き上げた不正な物ばかりだった。


輪『川で魚取ってきたから、今日はこれで飯作れ』

穂『えっアタシがご飯作るの?』

数匹の川魚を穂乃香に渡した。


穂『きゃっ。いたっ。』 手慣れない感じで料理を始めた。


穂『…できたけど。』

輪来は皿の上に乗った黒い物体をみた。


輪『これ食いもんか?』



その一言にキレた穂乃香は

穂『食いもんよ!文句あるなら食べなきゃいいでしょ。』


そう言って穂乃香は一口食べた。