「行けよ?」 黒い笑みを浮かべて俺たちに言ってきた悠貴は、さっきよりもはんぱなくやべぇ。 うん、やべぇ。 「チッ…二人とも行くぞ〜」 「はぁ…ごろごろしたかった…」 「げぇ…女がいるじゃねぇーか…」 愚痴をいう3人。 「ボソッ協調性のないやつら…」 なんてことを言っていた悠貴はため息をつきながらパソコンへと視線を戻した。 もちろん、その悠貴の呟きは誰の耳にも聞こえることはなかった。