だって、好きなんだもん。

………
……

「じゃあ明日ね。」

「バイバイ。」

メグミと別れて家に向かう。


メグミはいつも優しい。
私のよき理解者。

そんなことを考えながら歩いた。


―――プルルルッ

「もしもし?」

名前を確認せずに電話に出た。