だって、好きなんだもん。

「野山ー!!お前サボったろー!?」


「やっば!先生だ。じゃあね、朝日君」


「こっちこーい!!」

「はーい!!」

朝日君に手をふってから先生のところへ行った。


「お前なぁ…サボるなよ」

「はーい。すみません」

「まぁいい。それよりお前、原田と知り合いか?」

「…え?……まぁ」

「ああいう奴とはあんまり関わるなよ?」

そう言って先生は去っていった。

先生も朝日君に対してよく思ってないんだ。
見捨ててるんだ。


すべて朝日君が悪いみたいになってる…。


朝日君を受けとめてくれる人はいないの?


酷すぎるよ……。