だって、好きなんだもん。

年上なのに、心配になる。


お昼はお腹が一番空くと私は思ってる。
でも朝日君は缶コーヒーだけ。


体調崩しちゃうよ…。


「いただきまーす。朝日君、から揚げ食べる?」

「いらねぇよ」

拒まれたから、無理矢理口に突っ込んでみた。


「…にすんだよ!!」

「お弁当私が作ってるの。明日から作ってくるから食べてね。」


「……はぁ」

何を言ってもダメだと思ったのか、一応了承してくれた。


朝日君が缶コーヒーを飲んでる横で、私はお弁当を綺麗に完食した。