…―ブォォォン

近くで物凄い音がした。


「…あ、今日beast走ってるらしいわよ」

びーすと?

「なぁに、それ。」


「この辺で1番の暴走族じゃない。知らない?」


「知って……ない。」



「まあ、あんたには一生関わりを持たない連中だかはいいんじゃない?」


「了解しました!隊長!」


哀れみの目で見てくるわたくちの親友。


「…………まぁ、そういうことだから気をつけて帰りなさいよ。」



その言葉を最後にお互いの帰路についてバイバイした。