そうして身体を縮めていると、ポケットで何かが震えた。
びくっと飛び上がる。
どうやらケータイのバイブらしい。
慎吾からの着信かと怯えたが、鳴っているのは誓耶のものではない。
誓耶はそっとポケットに触れた。
あれだ。
こないだ拾ったケータイ。
急いで取り出す。
薄い黒の機械は、ランプを点滅させて、取るように促していた。
ディスプレイには“店”と表示されている。
店?
誓耶は小さく首を傾げた。
そうしながらも、指は戸惑うことなく通話ボタンを押した。
「もしもし?」
恐る恐る応答を待つ。
しばらく、向こうからはガヤガヤという音しか聞こえてこなかった。
最初は好奇心が誓耶の思考を占めていたがだんだんと不安になってきた。
「誰?」
沈黙の後、聞こえてきたのは男の声だった。
「え、あ、ケータイ、拾った。」
「どこで?」
「国道沿いのカラオケの近く。」
「…チッ、そこだったか。」
「え…。」
困惑している誓耶に、男は謝ってきた。
「悪い、こっちの話だ。」
はぁとかあぁとかいう返事を返すしかなかった。
その後の話をまとめると、こういうことらしい。
びくっと飛び上がる。
どうやらケータイのバイブらしい。
慎吾からの着信かと怯えたが、鳴っているのは誓耶のものではない。
誓耶はそっとポケットに触れた。
あれだ。
こないだ拾ったケータイ。
急いで取り出す。
薄い黒の機械は、ランプを点滅させて、取るように促していた。
ディスプレイには“店”と表示されている。
店?
誓耶は小さく首を傾げた。
そうしながらも、指は戸惑うことなく通話ボタンを押した。
「もしもし?」
恐る恐る応答を待つ。
しばらく、向こうからはガヤガヤという音しか聞こえてこなかった。
最初は好奇心が誓耶の思考を占めていたがだんだんと不安になってきた。
「誰?」
沈黙の後、聞こえてきたのは男の声だった。
「え、あ、ケータイ、拾った。」
「どこで?」
「国道沿いのカラオケの近く。」
「…チッ、そこだったか。」
「え…。」
困惑している誓耶に、男は謝ってきた。
「悪い、こっちの話だ。」
はぁとかあぁとかいう返事を返すしかなかった。
その後の話をまとめると、こういうことらしい。


