授業が終わると、さっきまで横で寝ていたはずの河村が、またしつこく噛みついてきた。

「俺はあの子オススメするよ」

「何でおまえがオススメすんだよ」

「まあまあ細かいことは気にするな」

「まあ気が向いたらな。それよりおまえは最近どうなの」

「もう聞いてくれよ。まじ最近大変なんだよ。てことで話すと長くなるからバーミヤンでも行こうぜ。もう授業これで終わりだろ」

話題変えるために違う話振ったが、さらにめんどくなっちまった。

しょうがないので中川は河村に連れられてバーミヤンに行くことにした。