裏と表 -幼なじみstory-



「てか、次ご飯だよねっ」

勉強が終わった私は、その嬉しさで、憂鬱な気持ちなんか、どこかに飛んでいってしまっていた。


「頭使ってお腹減ったしっ」

「同感~」


薫も話に参戦する。

「早く食堂行こー」

テンションが上がってきた私は、2人に呼びかける。


「「だねっ」」

2人は声を揃えて返事をした。