「やっと笑った。」 「え??」 聞こえなかったから、和希に聞こうと思ったけど、和希は、私より先に行っていた。 「和希っ早いって!!」 「愛華ぁぁぁぁあっ」 「きゃあっ」 私は、いきなり誰かに抱き着かれたから、変な声が出てしまった。 「おはっ」 その正体は、もちろん 「おはよ、菜月」 「朝からラブラブしてんねぇ~♪」 「なっ…してないっ」 「じゃあ、荷物が少ないのは、なぜ??」 「そ…れは」 「教えなっ……さ」 「おい」