「教室行くぞ」 愛華の頭にポンと手を乗せる。 「え…あ、待って!」 愛華は、まだ顔を赤くしたまま。 可愛いよなぁ… と思っていたら、 「「きゃあぁぁッ」」 ………下駄箱に行ったとたん、黄色い声が響く。 これは、一応オレの………ファンクラブって事になっているらしく。 「おはよう」 爽やかな笑顔で挨拶する。