「ん?何だこの感触…」

パカ子がそう思った次の瞬間

ヌチャ

気持ち悪いベタベタした感触がし、靴下を通して足に伝わってきた

「ひぇぇええ」

これでもかというほどに足をあげ、Y字開脚が完成した。

と思ったら、あげた方の足から、床へと落ちていった。

「パカ子さん、やり直し」

「くっ」

パカ子は昆布を外し

「ちょっと、何でバナナの皮があるのよ」

「うるさいですねー、期待はずれな落ち方しやがって…チッ」

「舌打ち!!?」

「とりあえず、パカ子さんはやり直しです」

「ふははは、パカ子はドジだなー」

と言った無花果もバナナの皮を踏み、後頭部を強打して気絶した。

「これはチャンスだわ」

パカ子は昆布を装備し、また平均台を駆け足でわたり始めた

「ひでごっ」

と、悲鳴と共に、バナナの皮を踏んだため、顔面を強打し、気絶した。


「はい、ていうことで、両者試合続行不可能なため、引き分けでーす」


チャンチャン。