「おかしいな、まさかライバルの陰謀か?」

「あなたにライバル視する人なんかいませんよ」

「それもそうだな…っておい!!」


たぬきは、無花果を無視しながら廊下を歩く。そのあとを「待って~」と言いながら追いかける無花果。


「無花果さん。そこうん〇落ちてますよ」

「学校にうん〇なんか落ちてるわけ…」


べちゃっ

「………」

「あーあ、だから言ったのに。馬鹿だな」

「おいっ馬鹿って言うな。…それより何でここにうん〇があるんだよ。猫でもいるのか?」

「まさか。猫がいるわけないじゃないですか、馬鹿だな」

「おいっ。だから馬鹿言うな」

「あいつですよ」

「あいつ?」

「教養も何もなく、ただ生きる屍と化した」

「そんなやついたっけ?」

「まりこ探偵局なんて、チ〇毛以下のもの創った…」

「それって、俺のこと言ってる?」

「いいえ、まちこさんです」

「いや、まちこって誰だよ!!」

「いつも事件現場の下見をしてくれ、謎を解く助言をしてくれ、警察に犯人の身柄を渡す役の人じゃないですか」

「まちこさんの仕事多くね?」

「俗に言う、まちこパーティーですよ」

「マ〇オパーティーみたいに言うなよ」

「あ、間違った。まちこTHEハイスクールエンジョイ鎮魂でした」

「無駄に長げェ!!そしてしずめるのか、楽しむのかどっちかにしろよ」