「そんなものには入らないわよ。」 「そんなぁ~。」 また、あの甘ったるい声が言う。 いい加減にしてほしい。 それにしても、勝手な妄想を・・・。 「とにかく花道は好きだけど、そんなものに入る気は全くないわ」 私がそういうと、諦めたのかしゅんとしたを向いている。 「あっ!」 3人の中の1人がいきなり声をあげた。 「レナ様は部活に 入らない ではなくて、 入れない ですわ」 入らない 入れない・・・?