でも、嫌いじゃないし。 ここは何て返事をすれば。 「蛍のこと、好きじゃない」 怖くない?? ひどくない⁇ 「蛍のこと、嫌い…じゃないよ」 こんなの好きって言ってるみたいじゃん‼ ああ⁉もう適当にいう‼ そう思って、会議室を飛び出した。 でも、そこには蛍の姿はなかった。 考えたら当たり前。 私・・・。どんなに焦っていたんだろう。