「朝からどうした?」


相変わらず、ニコニコ笑顔。


そんな蛍に笑顔は見せない。


「書類を取りに来たのよ」


「へぇ~」


蛍は、私の机の上にある書類をチラっとみた。


「じゃあ、私行くから」


「レナ」


部屋から出ようとしたのを、呼び止められた。


「何?」


「持とうか?それ」


そういいながら私の抱え込んでいる書類んみ指をさした。